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スパーズ(トッテナム・ホットスパー)を応援するファンブログ

 

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VS リヴァプール


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Tottenham 4 Liverpool 0   The Sun  Sport Football


 プレミアリーグ前節のウルブズ戦でようやく「開幕」を迎えたスパーズ。内容自体は凡庸であったものの、新たな戦力を加えたチームの未来には光明が見えた試合でもあった。そして今度はその予想が決して間違いではないことをホームのリヴァプール戦で証明することに成功した。結果は4-0。チームは大きく変貌しつつあると高い確証をもって言えるゲームであった。

 一部の見方では、スパーズの今後に関してネガティブなものもあった。footbalistaのコラムニストでもある山中忍はNumber Webのコラムで、「昨季CLベスト8の高揚感も雲散霧消。主力残留も先行き不安なトッテナム。」とトッテナムの暗い未来を予想していた。ただ、残念ながら少なくとも日曜日のホワイト・ハート・レーンではそんな悲劇は起こらなかった。「処分品」は大活躍だったし、「手薄」な戦力でも9人のリヴァプールを叩きつぶすには十分だった。
 この日の布陣は前節のウルブズ戦と同じ。中盤はパーカーとモドリッチがコンビを組み、右にクラニチャル、逆サイドにベイルが並ぶ。前線には前の試合でゴールを決めたデフォーとアデバヨールが再び名を連ねた。
 一方のリヴァプールはケリーとジョンソンをケガで欠いている右サイドバックには2試合続けてシュクルテルを起用。中盤にはチャーリー・アダムとルーカス、サイドはダウニングとヘンダ―ソンの構成。そして前線にはキャロルとスアレスという強力な2トップの布陣。カイトではなくキャロルを使ってきたのは意外だったが、結果的にはあまりいい選択ではなかったのかもしれない。
 
<素早いプレッシャーとコンパクトな守備。リヴァプールを圧倒>

 試合は序盤からスパーズペース。コンパクトに保たれた中盤とアデバヨールが積極的にボールに絡み、前線で起点をつくる。そしてパス交換をしながら相手の隙を窺うという構図が中心だった。前半の7分には左サイドのクロスから中央でデフォーがつぶれ、最後はモドリッチがペナルティエリアの外から右足一閃。ボールは美しい弧を描きながらゴールの右隅に決まり、スパーズが先制。
04_1B_666x450_1377658a.jpg

 これで勢いは完全にスパーズへ。リヴァプールのディフェンスラインと中盤はスパーズのプレッシャーとコンパクトな守備に手を焼き、前線にいいボールが提供できない。時折入るFWへの縦パスもキングを中心としたトッテナムのディフェンス陣にカットされ、ほとんど攻撃のリズムをつくることができなかった。リヴァプールがこのようなパフォーマンスに留まった最も大きなファクターは、アダムとルーカスのコンビがパーカーとモドリッチの2人に対して攻守ともに全く主導権を取れなかったことにある。展開力、ボールキープ、ディフェンスのほとんどの面においてスパーズの2人の方が優れていた。中盤の2人ではなく、2枚のレッドカードの方が影響力があったという指摘もある部分では正しいかもしれないが、どちらかというとそれらはリヴァプールの中盤が機能しなかったことに派生していると考えるのが妥当だろう。チャーリー・アダムの退場に関して言うと、2枚目のイエローカードは確かに本人からするとパーカーが見えてなかったのだから不本意かもしれない。ただ1枚目のイエローがモドリッチに対するファールであったこと、2枚目のカードがルーズボールに対して素早い反応を見せ奪いにいったパーカーへのファールであったことは、このリヴァプールが攻守ともに後手に回っているというこの試合を象徴しているように思えた。
Tottenham-v-Liverpool-Charlie-Adam-second-yel_2654263.jpg

 一方、後半の半ばで退場したシュクルテルもこの試合の重要なポイントを示唆しているといえる。これについてはガーディアンの記事に興味深い記事が出ている。David Pleatは、Spurs' speed and movement expose makeshift full-back Martin Skrtelでリヴァプールの右サイドのシュクルテルとダウニングの守備について言及している。
David-Pleat-chalkboard-001.jpg

 ポイントとしては、シュクルテルがセンターバックのカバーの役割もしなければなからかったため、ベイルのサイドへの注意がおろそかになるシーンがあったこと、それを本来サポートしなければならないダウニングが正しくその仕事をできていなかったことだろう。上の図の通り、リヴァプールの2センターバックは、スパーズの2センターフォワードと対峙する。そのためシュクルテルは両CBのカバーの役目もしなくてはならないが、フィルターのかからない中盤のディフェンスのせいで次の相手のパスがどこに来るのかほとんど予測できなかった。1点目のゴールはシュクルテルが中央のカバーに入ってできたスペースが大きく空き、ベイルがフリーでボールを受けている。このシーンでボールがベイルに入ったときのダウニングの驚いたジェスチャーを見れば、このサイドのディフェンスがいかにちぐはぐだったかが分かる。このサイドのスペースは試合中何度も突かれ、結果的にシュクルテルは退場となった。試合の展開に大きくインパクトを残すものではなかったが、リヴァプールの守備のまずい部分が右サイドであったことのしわ寄せが、退場という結果となって現れたという見方もできるだろう。
 63分の2枚目のレッドカードでゲームは一方的なものとなるのは確実だったが、その3分後のデフォーのゴールでスパーズは勝ち点3を完全に手中にした。その後の2点はスパーズファンとアデバヨールの絆を確固たるものにするための舞台であり、それは開幕からの大量失点での2連敗という悪夢を払拭するという副作用も生んだ。
Tottenham-v-Liverpool-Luka-Modric-celeb_2654261.jpg

  ここ最近のホワイトハートレーンでのスパーズはリヴァプールに対し3試合連続で勝利しているが、この日の4-0というスコアに勝る結果はさすがにそうは訪れないだろう。ただ、スパーズが以前にも増して強力なチームに変貌しているのは間違いない。アデバヨールが加わり、チームの元々のベースである4-4-2はさらに進化を遂げている。
 
<やはり必要なのは4-4-2によるシンプルなチーム> 

 09/10シーズン時は、シンプルで早いカウンターとコンパクトな中盤による堅固なディフェンスによってCL出場権を勝ち取ったが、今のスパーズの4-4-2にはボールをキープしながら相手の隙を鋭く突くというプレーができるし、ディフェンスもパーカーが加入したことでよりソリッドになっている。前線に明確かつ強力なポストができたことで、モドリッチはゲームの組み立てに専念でき、デフォーのプレーエリアも拡大した。ウォーカーの攻め上がりも攻撃に幅を持たせてくれるだろう。やはりこのスタイルこそが、今のスパーズの各選手が持つ個性を引き出せるやり方であり、4-5-1システムはあくまでオプションであることに、レドナップも気付いているだろう。今後も4-4-2でやり続けるならファンデルファールトをどうするのかという疑問が出てくる。だが、この試合では後半から入った彼はほとんど目立たなかった。チームの2点目のゴールを演出してはいるが、あの状況ならほとんどの選手がデフォーにパスを出しているはずだ。チームは前半から素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていたし、そこにファンデルファールトはいなかった。それがすべてだ。もちろん、彼をトップ下に置き、アデバヨールを1トップにするスタイルは今後試す価値はあるし、状況に応じて使っていく必要はあるかもしれない。だが、今後しばらくは4-4-2がメインになっていくだろう。
 
<とどめを刺すゴールが生まれたのは66分>

 非常に収穫が多く、スパーズにとってこの試合は大きな意味をもったことは確かだ。だが、どんな場合でも反省というのは必要である。前半の内にゲームを終わらせられなかったことはその一つと言える。ゲームを支配しながら追加点がなかなか奪えなかったのには、相手のバイタルエリアでの崩しがまだ不十分だったことに理由がある。
この辺りは2トップのコンビネーションをより向上させていくことがまだ必要である。ビッグチームに比べて、ペナルティエリアに侵入してからシュートを放つ回数はまだまだ少ない。
 また攻撃される回数はほぼなかったとはいえ、カブールとウォーカーのサイドのディフェンスは若干の不安定感がある。特にウォーカーが1対1の状況になったときは、少し危うさがある。カブールのカバーリングにはあまり期待できないことを考えると今後の試合では注意が必要だろう。
(とは言え、この試合について私はあまりスパーズの悪い部分を見つけることができなかった。その辺りは他のブログや雑誌などで分析があればそちらで確認して頂きたい。)
 
 素晴らしい勝利ではあったが、この4-0というスコアに騙されてはいけない。まだまだシーズンは始まったばかり。もし仮にアデバヨールがケガで長期離脱という事態になれば、昨シーズンのような事態になる可能性もありうる。ここは勝って兜の緒を締め、さらなる進化に期待したい。CLリーグ出場枠を狙うライバルチームは今難しい状況にいるのだから、突き放すのなら今のうち。ゴールは奪える時に奪わないと相手に奪われるてしまうのがフットボール。勝てるときにきちんと勝っておくことがリーグ戦における定石だろう。
Tottenham-v-Liverpool-Jermain-Defoe-celeb_2654292.jpg


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テーマ : 欧州サッカー全般    ジャンル : スポーツ


Comments

>こういうときこそこけたりするのも我らがスパーズ(笑)

そうなんですよね・・・。一般的な視点からはスパーズ優勢でも、ファンとしてはどうにも自信が持てない・・まあ、そんな謙虚なチームだから好きになったんですけどね!でも今期は、大関昇進を賭けた琴将菊のような気持ちです!!
ほぼベストメンバーで臨めるし、見所たくさんの試合になりそうなんで、またhuge spurs fanさんのレヴューを楽しみにしていますねv-218
 
Re: COYS!
>adeさん
 はじめまして。コメントありがとうございます。このブログはコメントがあまり寄せられないので非常にありがたいです(笑)
 リヴァプール戦についてはご指摘の通り、自滅とも言えますね。こちらがレッズの想定以上に良かったため、少し慌ててしまった、そこにレッドカードという要因が絡んできたように思います。
 ウィガン戦での露呈したように、スパーズはチームで見た場合まだまだ未熟な感じはしますね。パーカーのキャプテンシーには期待してるんですが、彼自身もいくつかミスがありましたし、細かい部分で突き詰めていかないといけない点はいくつかあるでしょう。
 いよいよ今週末はノースロンドダービーですね!ここ最近のこのカードは成績が良いですし、両チームの状況から見てもスパーズがやや優勢かなと思います。ただ、こういうときこそこけたりするのも我らがスパーズ(笑)。こちらが攻勢をかけてアーセナルが案外それをこらえて点が入らない、なんて状況になると一発カウンターでやられるなんてことも可能性としてはあるかもしれません。
 まぁ、ダービーなんてやってみないと分からないですし、ファンにとっては盛り上がる試合になってくれればと思うます。快勝したらソッコーでブログ更新しますんでよろしくお願いします^^
 
COYS!
いつも面白く読ませてもらってます。v-14

4-0のスコアは確かに手放しで喜びたい衝動にかられるけど、Liverpoolは、ご指摘されたようなベイルのケア、なぜかカイトを使って来なかったことなど、やや自滅してくれたような印象を受けました。あまり難しい相手ではなかったのかもしれないですね。

先週のウィガン戦でも露呈したように、リードしてからの気の緩みはちょっと心配。そんな時、パーカー先輩あたりがそろそろ遠慮なくリーダーシップを発揮して、ピッチ上で叱咤激励してくれる姿が見たい!

故障してたサンドロ、レノン、ギャラス、ピナール、ローズらも帰ってくるようで、まさに「追い風」の今、ホームでのノースロンドンダービーでの勝利が前半戦一番のビッグゲームになる予感がします。COYS!!!!!
 

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