Fun!!Footba!!

スパーズ(トッテナム・ホットスパー)を応援するファンブログ

 

スポンサーサイト


Category: スポンサー広告   Tags: ---
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ノースロンドンダービー


Category: MATHC   Tags: ---
Spurs-v-Arsenal-013.jpg

 10月3日に行われた伝統のダービーマッチはホームチームのスパーズが2-1でアーセナルを下した。この試合を終えた後のリーグテーブルを見るとノース・ロンドンの「主役」は遂に交代したようにも思える。フットボールは結果がすべてだが、両チームの今後の覇権争いの行方を占うには、この試合の内容を注意深く観察することが必要だろう。

 ダービーマッチの一般的なイメージは、互いの選手が球際で激しくぶつかり合い、カードが飛び交うような試合だ。実際、この試合の前日に行われたマージーサイドダービーではエヴァートンの選手が不運な退場を告げらるまでは、そんな内容のゲームが展開されていた。意地と意地の激しい衝突がダービーの象徴ともいえる。
 だが、今回のトッテナムとアーセナルによるダービーではそんな激しさは息を潜めているようだった。前半開始からボールホルダーに対するプレッシャーはおろか、ゴール前の危険なエリアでさえ両チームは相手に圧力を与えるのに苦労していた。ボールを奪われた際の切り替え、チーム全体の連動といった守備面での出来は互いに良くはなかった。
 トッテナムの場合、アーセナルを警戒したのかプレッシャーをかける位置は全体的に低く、中盤の中央では数的優位を作られる場面が多かった。また、この日右サイドに入ったファン・デル・ファールトはディフェンス面でチームを助ける仕事は得意ではないため、中央の数的不利をカバーに入る配慮は皆無だった。それでもそのエリアをスコット・パーカーが臨機応変に埋めていたおかげで、中盤の主導権を完璧に譲り渡すことにはならなかった。
 逆にアーセナルは中盤の中央でできた数的なアドバンテージを効果的に使うことができなかった。不用意なパスミスや精度を欠いたロングボールが散見され、攻撃の多くが運頼みのクロスボールになってしまっていた。昨シーズンまでの華麗なパスワークは鳴りをひそめ、トッテナムの大して強固でもないディフェンスラインを突破できない状態が長く続いていた。そして一番の問題だったのは、おそらく多くの人が予見したようにディフェンスにあった。
 前半に許した先制点はまさにその顕著な例だ。中盤の選手がビルドアップの段階でボールをロストし、ゴール前に押し寄せたスパーズの選手に対するマークがルーズになってしまった。ディフェンスが予期しない状況でのボールロストによってアーセナルの選手、特に逆サイドのサニャはファンデルファールトに遅れをとってしまい、結果的に先制点をトッテナムに与えてしまった。ここから見えるアーセナルの問題点はチーム内の意思統一が出来ていないということだ。去年やその前の年のシーズンのアーセナルであれば、多少のプレッシャーの中でも中盤の選手はボールを失わずに前線にパスを供給できた。それゆえにサイドバックを含め、チーム全体のボール奪取後のレスポンスは早く、いち早く後ろの選手が前線に顔を出した。こういった連動性によってアーセナルのポゼッションサッカーは保たれていた。だが、この日のアーセナルの中盤はあまりに簡単にボールを失いすぎた。つまり以前のように彼らは素早く、スムーズに前線にボールを供給できなかったといことだ。にも関わらず、アーセナルの選手はこの頼りない中盤を助けようという意思を欠いていた。この日のアーセナルに必要だったのは、中盤の選手を追い越してボールを貰う選手ではなく、彼らに平行な位置でサポートのためにボールを受ける動きだったのだが、その動きを欠いた結果、中盤の選手はトッテナムのそれほどきつくもないプレッシャーでボールを失ってしまったのだ。簡単に言ってしまえば、華麗なパスワークの以前にビルドアップの段階ですらパスを必ずしも繋げる状態ではなくなったといことだろう。
 こういった場面は非常に多く見られた。例えばトッテナムが相手陣内の深くまで侵入した後にボールを奪い返したアーセナルの選手がパーカーに厳しくチェックされて何度もボールを奪われていた。パーカーのプレッシャーをかわすことができれば、その後ろのスパーズの中盤はガラ空きだったはずだが、そこにたどり着き、アーセナルがカウンターをしかけられた場面は少なかった。さらに言えば、ファン・デル・ファールトがサンドロに代わって登場してからはアーセナルのパスはほとんど前線に通らなかったことはアーセナルにとって大きな危機意識を芽生えさせる記憶になっただろう。
Spurs-v-Arsenal-004.jpg

 (この日のパーカーは素晴らしかった。影のように静かに相手の背後に忍び寄り、巧みにボール奪ってみせた)

 ただし、スパーズがいくつか弱点を露呈したのも事実である。右サイドにファン・デル・ファールトが入った場合はやはり中盤の守備は手薄になるし、パーカーがサイドにつりだされた場合、中盤には大きな穴があいていた。また、カブールの1対1の対応は相変わらずお粗末で、ファン・ペルシーに抜かれた場面ではあわや失点というところまで至った。このときジェルビーニョのシュートミスに助けられたが、仮に先制点がアーセナルに渡っていたらゲームの流れは分からなかったかもしれない。
 結局のところ、試合内容を見る限り、スパーズの勝利は当然だった、と言えるものでもなかったし、アーセナルは引き分けに持ち込める可能性もあったように思う。試合の終盤はスパーズにいくつか決定的なチャンスがあったが、それは試合を支配していたからというよりもアーセナルの守備に問題があったことや反撃の意思が消えつつあったメンタル的な要因の方が大きかっただろう。スパーズがアーセナルをノースロンドンの覇権争いから陥落させるにはもう少し時間がかかりそうだ。アーセナルのこの日の先発が多くの主力を怪我人で欠いていたことを考えると尚更だ(先発とバックアッパーの戦力差はアーセナルが抱える大きな問題の一つではあるが)。
 地元のライバルに勝利することは両者にとって大きな意味があり、シーズンを振り返った時の感情には大きな影響を与える。だが、それはあくまで目先の問題であり、アーセナルとトッテナムのシーズンを通じての目標はCLの出場権確保にある。そのタスクを成し遂げるためには、この日見せた課題を改善し、格下相手に勝ち点を取りこぼさないことが重要になってくる。リヴァプールを含めた4位争いの行方はまだまだ分からない。
関連記事


管理人の承認後に表示されます

Comments

納得しました。笑 
どうも上位クラブに対する劣等感が強くて悲観的にゲームを見ちゃうんですが(特にポゼッションが低い試合)そういう冷静な見解を聞くと気持ちが落ち着きます。ハリーは余裕があったんですね、きっと。ギャンブルに見えたのは自分だけだったか。もうちょっと我がチームに自信を持とうっと!

ただ未だに気になるのは、誰もが見ても納得いくサンドロとの交代だったのに、ラフィーがなお不満タレブーなところ。ヤキモキしてしまいます。これがチームにとって一番重要なポイントかどうかはわからないですが、デフォーorラフィーの2者択一か、右サイドでスタメン起用か。HSFさん的には、どう考えますか?
 
Re: 危なかった・・・。
>いつもコメントどうもです^^
ゲーム内容は確かにヒヤヒヤする部分はありましたね。完膚無きまでに叩いたと言える出来ではなかったと思います。
 ご指摘のラフィーですが、後半からサンドロに代えるっていう考えもレドナップにはあったと思いますよ。ただ、後半まで引っ張ったのはもう少し様子を見たいってい思いの方が勝ったからかと予想します。
 ラフィー自身がイエローをもらってたことはありますが、アーセナルの攻撃でこちらがが守備組織を崩された場面は前半ほとんどなかったように感じます。こちらのミスから決定機になりそうな状況はありましたが、基本的に中盤を支配されてても大体においてスパーズは落ち着いて対応できてましたし、アーセナルの攻撃にそれほど脅威は感じませんでした。なのでラフィーを残すことがそれほどリスキーではないと判断したのでしょう。
 あるいは、前半終わって1-0というスコアはこのダービーにおいてそれほど安心できるリードではないですし、追加点のためにダービー男にはいて欲しかったというのが私の考えです。
 まぁ後半に入って同点にされ、ラフィー自身にも疲れが見えたこと、チームの疲労を考えるとこれ以上引っ張るよりも、サンドロを投入してバランスを保ちながら攻撃を狙う方がよいと考えたのだと思います。
 こんなところでしょう。説得力はないかもしれませんが(笑)私個人の意見を言えば後半開始から代えても、代えなくてもそれほど大きな差はなかったと思います。後半の序盤はアーセナルも反撃を見せましたが、その後はもう虫の息でこちらの方がGKを脅かす機会も多かったので、いずれにせよ似たような結末だったんじゃないでしょうか。たぶんね(笑)
 
危なかった・・・。
後半開始からサンドロ行ってればもっと安心して見れるゲームだったんじゃんかと思ったけど、ハラハラドキドキの展開になったって事で、楽しかったですが・・・でも、あれだけザル状態のアーセナルDFなら、わざわざ1枚イエローもらってるVDVを残してまで攻撃姿勢を貫く必要はあったんでしょうか?運良く勝てたものの、誰の目にも危ないギャンブルのように見えた気がします・・・ソングにラクラク侵入を許した場面は、「ハリー、どうして!?」と正直泣きたくなりました。いちファンが采配の文句言ってもしゃーないですが、huge spurs fanさん、納得いく説明をお願いします!(笑)
 

Leave a Comment



09 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

08

10


 
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

 
Fixture
 
League Table
 
Twitter
Twitterボタン
 
Spurs Twitter
 


Archive   RSS   Login

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。